女性はこれ以上どう輝けというの?

大雨や台風の日もあり、
季節の移ろいを感じますね。

さて先日9/3(水)に、富士宮駅前の
交流センターきららで行った
「J-POPでフィットネス」という講座ですが、


子育て真っ最中のお母さんから
60代の方まで来てくださり、
みんなでゲームなども交えながら
楽しく体を動かすことができました。


この講座は富士宮市の「女性が輝くまちづくり推進室」
というところが主催をしています。


私は富士宮市の女性の皆さんが
それぞれ自分らしく輝いていったらいいなと思い、
講座の趣旨に賛同して
講師をやらせていただいています。


ところが一方で・・・


「女性が輝く社会」
というキーワードが出てきた2014年ごろ、
働く女性にアンケートをとったら、
この言葉にイラっとする人が
なんと8割以上もいたそうです Σ(・□・;)

え?みんな輝いたらいいのに。
女性が輝くことの何がいけないの?


と一瞬思ったのですが、


働く女性たちの本音を聞いて
なるほどな、と納得しました。


とてもざっくり言うと、


「これ以上どう輝けというの?もう疲れた。」

ということだそうです。。。


ここ数年で、
保育の受け皿が整備され、
育児休業制度も拡充されたりなど、
色々変わってきましたよね。


ただ、これって、


子どもを産んで、働きながら育てなさい。
という社会的な要請に
応えてくれということなのかもしれません。

輝いている女性の暮らし方って
皆さんだったらどんな感じですか?


朝5時に起きて、
夫と子どもたちの弁当作って、
家族を送り出したあと仕事に行って、


職場では上司の意見を聞き、部下を取りまとめ、
超忙しいのに
子どものお迎え時間もあるから
周りに頭を下げて早めに帰宅して、


帰ったら猛スピードで夕飯を作り、
洗濯物をたたみ、子どもの宿題を見て、
1日が終わる。


休日は家族サービス。
自分の両親や夫の両親も喜ぶように
常に気遣いを忘れない。


そんな彼女は、数年後に
親の介護もこなしながら
責任のあるお仕事を続けることになります。


・・・って、
そんなスーパーウーマンいるのかな?

もしこのレベルを社会から求められているとしたら、
女性が輝く社会と言われても、
途中で心が折れてしまいそうです。

なので、私にできることは
皆さんに運動の機会をつくることだけど、


それで息抜きができて、
また明日から元気に暮らす原動力に
つなげていければいいなと思います。


輝くというよりは
暮らしやすくなる、って感じかな。

例えば子どもにつきっきりだったお母さんが
子どもから少しだけ離れて、
自分の体を見つめ直す時間が持てたら
優しい気持ちで子育てできるかもしれない。


仕事を頑張っている方が
少し仕事から離れて
自分のメンテナンスができたら
パフォーマンスも上がるかもしれない。


ちなみに、実際に普段から接している方々の中で、
ご家族の介護をされている方も
たくさんいらっしゃいます。


そんな方々に、これ以上頑張れとは
とても言えません。


十分頑張っているので、
運動して自分のための時間を
めいっぱい楽しんでください。
そんな気持ちでレッスンをしています。

きっと、今運動どころじゃないという方もいますよね。


でも、少しでも
体を動かしてみたいと感じたら、


一度だけでもこちらで
フィットネスの楽しさを
味わっていただければと思います。↓↓↓

ハッピーゴーゴー(55歳)からの 体力爆上がり!
歌って笑えるフィットネス

というわけで、
私も輝きたいのは山々ですが、


朝起きて目の下のクマとボサボサの頭にがっかりしたり、
子どもの話をろくに聞かず雑に扱って後悔したり、
家の掃除が行き届かずテンションが下がったり、


スーパーウーマンとは程遠い日常なので、
少しでも輝けるように
生活に余裕を持つ工夫をしていきたいと思います(笑)


《以上》


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